学会について

第54回日本芸術療法学会のご案内

第54回日本芸術療法学会へのおさそい

大会長 加藤千恵子

 今年は、2023年(令和5)年9月2日(土)・3日(日)に、埼玉県川越市の東洋大学川越キャンパスにて、学会を開催させていただくこととなりました。今回の学会のテーマは「芸術療法における事例とデータサイエンス(統計等)」です。

 これまで、数多くの事例研究を通じて、芸術療法における治療過程の分析がなされてきました。昨今では、統計やデータ解析等、データサイエンスを心理に活用した研究も注目を集め、さらなる発展が期待されています。事例研究とデータサイエンス、双方の研究アプローチから得られた知見を統合していくことによって、芸術療法がもたらす効果や、その機序について、さらなる知見を創出することができると考えます。

 初日は、芸術療法におけるデータサイエンスの応用例として、立命館大学情報理工学部の田中覚先生から、「3次元計測に基づく可視化技術の箱庭療法への応用」に関するご講演をいただきます。また、事例研究やデータサイエンス等、それぞれの視点から芸術療法の研究に携わる先生方(多摩美術大学・伊集院清一先生、田園調布学園大学・寺沢英理子先生、東洋大学理工学部・木本伊彦先生、東洋大学総合情報学部・土田賢省先生)とご一緒に、シンポジウム「芸術療法における事例とデータサイエンス」を企画しております。

 2日目には、新理事長からのご挨拶をいただいた後に、シンポジウム「これからの芸術療法学会」を開催いたします。50年以上の歴史をもつ芸術療法学会の今後のあり方や、活動の方向性等について、皆様方と考える機会になればと思います。

 一般演題につきましても、事例研究やデータサイエンス等、芸術療法に対する多様な視点からの取り組みについて、ご発表をいただけたらと考えております。本大会への皆様方のご参加を、心よりお待ちしております。

大会テーマ 芸術療法における事例とデータサイエンス(統計等)
日 程 2023年 9月2日(土)
9月3日(日)
会 場 東洋大学川越キャンパス
大会長 加藤千恵子(東洋大学総合情報学部 学部長)
会長講演 「芸術療法における事例とデータサイエンス〜描画療法を中心として〜」(大会長)
特別講演1 「3次元計測に基づく可視化技術の箱庭療法への応用」   
  田中覚(立命館大学情報理工学部 教授)
シンポジウム① 「芸術療法における事例とデータサイエンス」
司会・座長 伊集院清一(多摩美術大学リベラルアーツセンター 教授)
シンポジスト 寺沢英理子(田園調布学園大学人間科学部 教授)
木本伊彦(東洋大学理工学部 教授)
加藤千恵子(大会長)
土田賢省(東洋大学総合情報学部 教授)
シンポジウム② 「これからの芸術療法学会」
シンポジスト 濱中寛之(西八王子病院、東京学芸大学)
鈴木綾香 (東邦大学医療センター大森病院)
保高一仁(女子美術大学)
新居みちる(山梨英和大学)
コメンテータ 高江洲義英(日本芸術療法学会 理事長、いずみ病院 理事長)
齋藤考由(社会福祉法人ひびきの杜 理事長)
大森健一(日本芸術療法学会 前理事長、獨協医科大学 名誉教授)
芸術療法士の集い 9月3日(日)12:00~13:15(軽食のご用意はありません)
参加費

・事前申し込み(2023年3月1日(水)~8月20日(日)まで)

会 員 6,000円
非会員 7,000円
学 生 2,000円

・8月21(月)以降の申し込み

会 員 7,000円
非会員 8,000円
学 生 2,000円

※ 懇親会の開催はありません。

第54回芸術療法学会 大会参加申し込みフォーム

※本学会は、日本芸術療法学会資格認定委員会、日本精神神経学会、臨床心理士資格認定協会、日本作業療法学会、日本音楽療法学会のポイント取得の対象です。

宿泊について

以下は会場に比較的近いホテルです。
ご宿泊のご予約は直接ホテルへお願いいたします。

■一般演題を募集

演題応募要領

発表者は共同演者を含め、全員、正会員にかぎります。正会員でない方は、事前に入会の手続きをお済ませください。

1)発表時間

口頭発表:口頭発表:15分、質疑応答5分を予定していますが、変更の可能性があります。

2)使用機材

発表は原則PCを使っての発表に限定させていただきます。音声や映像もプレゼンテーションソフトに入力してください。

3)申し込み方法

演題申込み締切:5月8日(月)午前11時 必着 6月10日(土)午前11時まで延長しました。
演題抄録提出締切:6月12日(月)午前11時 必着

  1. ① 演題申し込み:第54回日本芸術療法学会事務局 2023arttherapy@gmail.com宛に、 以下の内容を記載し、メールでお申込みください。
    件 名:「第54回日本芸術療法学会演題申込み」
    メール本文への記載事項:演題タイトル、発表者氏名、ふりがな、所属、職種、連絡先(〒、住所、連絡がつきやすいTel、PCのE-mail)
  2. ② 演題抄録の送信:第54回日本芸術療法学会事務局宛に、以下の要領で作成した演題抄録をメールに添付して送信してください。
    件名:「第54回日本芸術療法学会演題抄録」
    作成要領:B5 1枚。ヘッダー3行(表題16 pt、氏名12 pt)。本文は10.5 ptの2段組みで、余白は上下・左右 約1.8~2㎝空けてください。共同発表の場合、発表者氏名の前に丸印を付けてください。演題、氏名、本文は校正させて頂きます。前回までの学会抄録を参照してください。
  3. ③ お申込み多数の場合、採択させていただきますので、ご了承ください。

第54回 日本芸術療法学会事務局連絡先

第54回日本芸術療法学会事務局
(担当:東洋大学総合情報学部総合情報学科 後藤)
E-mail: 2023arttherapy@gmail.com

 

 

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